■ 猿ヶ城渓谷
垂水港から車で10分というベストアクセス。猿ヶ城渓谷は、県立自然公園、おおすみ自然休養林に指定されている高隈山の麓に位置します。緑の中に清冽な水が流れ落ち、所々に花崗岩の奇岩・巨岩が連なる。刀剣山の断崖にある赤松(南限地)の美しい並木が続き、心を和ませてくれます。沢登りや川遊びも楽しめ、避暑地に最適です。オールシーズン対応型のコテージや、活性化施設などを完備。大自然とのふれあいや交流など体験型の観光を楽しむことができます。
垂水港から車で10分というベストアクセス。猿ヶ城渓谷は、県立自然公園、おおすみ自然休養林に指定されている高隈山の麓に位置します。緑の中に清冽な水が流れ落ち、所々に花崗岩の奇岩・巨岩が連なる。刀剣山の断崖にある赤松(南限地)の美しい並木が続き、心を和ませてくれます。沢登りや川遊びも楽しめ、避暑地に最適です。オールシーズン対応型のコテージや、活性化施設などを完備。大自然とのふれあいや交流など体験型の観光を楽しむことができます。
「垂水千本イチョウ園」、ここの園主は中馬吉昭さんです。中馬さんは昭和53年に垂水に帰郷なさってから、先代から受け継いだ荒れ果てた山を、奥様と二人三脚で整備なさいました。「千本イチョウ園」は、個人の私有地なのです。お二人が植えた千本のイチョウは、素晴らしい景観となり、垂水市内外から多くの人々が訪れています。シーズンを迎えるとあたり一面黄金色に染まる美しさは、まさに圧巻。「まるで映画のワンシーンのようだ」と讃える人が絶えません。4.5ヘクタールの敷地に約1.200本のイチョウが植樹された「黄金の楽園」です。平成20年からは一般に無料開放され人気を博しています。垂水港から車で約12分、垂水市内からも10分程度という手軽さが人気を呼んでいます。垂水市内を一望できる小さな丘に128段の階段を上るとベンチが用意されており、素晴らしい景観を楽しむことができます。「癒しの丘と幸せベンチ」と名づけられたベンチは家族ずれや恋人たち、友人たちに大人気です。
猿ヶ城渓谷にあるキャンプ場・宿泊施設です。2010年4月、垂水市に「猿ヶ城渓谷・森の駅たるみず」は誕生しました。ここは、垂水市が誇る自然景観「猿ヶ城渓谷」にできた新しいコンセプトの体験型観光施設です。冷暖房完備のコテージは、なんと温泉付き!アウトドアに慣れていない方でも、快適にキャンプを楽しめます。和風コテージ・洋風コテージ・オートキャンプ場を備え、新しいアクティビティーであるライフジャケットを着けて楽しむキャニオニング・シャワークライミング、森の中のニジマス釣り・バームクーヘン作りなど、楽しみがいっぱいです。宿泊でも日帰りでも利用することができます。癒しとくつろぎの空間を気の合う仲間たちと一緒にお楽しみ下さい。
かごしま一望、入場無料の展望台です。
鹿児島は中央に錦江湾に浮かぶ桜島があり、東側に大隅半島高隅の山々、その北側に志布志湾があります。この雄大な、まるで空中から見るような地形を直接感じられるのが「高峠つつじヶ丘公園」の展望台です。これは公園の丘の頂上にあり標高722m。ここからは360℃のパノラマが楽しめます。霧島連山、志布志湾、高隅の山々、錦江湾と桜島、そして薩摩半島。これらを一望できるのは「壮観」の一語に尽きます。この丘の一面に自生するのは100種類、10万本以上のサタツツジです。総称して「高峠つつじ」と呼ばれますが、垂水市の花に指定されています。見頃は4月下旬から5月初旬。鹿児島県には、「霧島錦江湾国立公園」と「屋久島国立公園」という2つの国立公園がありますが、その一つ、「霧島錦江湾国立公園」に、この高峠つつじヶ丘公園内のつつじヶ丘部分も含まれています。高峠つつじヶ丘の麓には公園が整備されており、休憩所・家族広場・遊歩道・アスレティックなどがあります。公園には遊具も整備されていますので、家族連れのハイキングに利用なさる方も多くいらっしゃいます。高峠つつじヶ丘はハイキングコースとしても最適で、登山口が複数あり、頂上まで駆け上って20分。歩いて30分、ゆっくりコースで40分。頂上には休憩所があり、360℃のパノラマが楽しめる。
見頃の時期に、「高峠つつじ」が咲き誇る景色をご覧ください。この土地と人々の愛情がこもった豊かな赤に、心があたためられることは間違いありません。
垂水の島津家は宗家15代貴久(たかひさ)の次弟として生まれた忠将(ただまさ)を初代とします。明治維新後16代貴暢(たかみち)まで続きました。初代忠将と兄の宗家15代貴久の父は伊佐家10代忠良(ただよし)です。世に日新公(じっしんこう)という号で知られる島津中興の祖で知られた人物です。2代以久(ゆきひさ)が垂水領主となって以降、明治維新まで16代、約300年に亘って垂水を統治しました。垂水島津家の菩提寺心翁寺(しんおうじ・曹洞宗)の墓所です。
宗家28代斉彬が集成館事業の一環として造船業に取り組んだ時にも、垂水島津家13代貴典(たかのり)が迎え、応じています。慶応4(1868)年の戊辰戦争では、垂水から172名を派兵。その後明治2年に土地を返上し、士族となりました。明治10年の西南の役には、垂水島津家、新城島津家家臣であった人々450人が参戦しています。
海潟漁港は江ノ島や桜島の景観雄大な土地です。天保時代から浦型漁猟の伝統をもちかつ日本一の餌用イケス漁村でした。かつお漁の餌はかたくちイワシで、明治39年に山川港でイケスの研究がすすめられ、海潟にもってきたのです。今もこの漁を行っているのは水産会社があります。その後海潟では真珠の養殖、はまちの養殖などが行われ、現在はかんぱちの養殖をおこなっています。かんぱちは「海の桜勘」のブランドで全国展開しています。グリーン・ツーリズムも盛んで餌やり体験、など関西方面の修学旅行生の受け入れを行っている。日々進化する水産業の中、世の中の情勢をつかみ、海の資源を活かした取り組みを行っています。垂水漁業組合の建物の一角に漁師に奥さん達が経営する「味処桜勘」があります。かんぱちのあら煮は漁師の奥さん達が代々伝えてきた独特の深みのある絶品です。「海の桜勘カンパチのびんた煮」が大人気である他、海鮮丼、漬け丼、かんぱちで作ったハンバーグもおいしいと評判です。ここでしか買えない加工品も販売しています。
海潟で有名なのは、平成13年に東映創立50周年記念作品として制作された、今は亡き、高倉健主演の映画「ホタル」のロケ地であることです。漁港の敷地には、これを紹介する看板も設置され、この地を訪れる人たちも大勢おります。海潟漁港北側には、平成28年近隣市民の憩の場として、ホタル公園が建設され、夫婦役の高倉健・田中裕子が撮影時に使用したテーブルも設置してあります。
また、海潟漁港内にある垂水市漁協は、カンパチの生産量日本一を誇っています。そこに隣接する桜勘食堂の「カンパチの漬丼」は絶品です。