■ 牛根大橋
牛根麓(うしねふもと)漁港は、牛根大橋の西、約1kmの所に位置する比較的に小さな漁港です。アジなどの比較的安定した釣り場です。
この土地は大正3年の桜島の噴火により陸続きとなった、桜島と大隅半島との接点に位置します。北側は鹿児島湾を望む風光明媚な海岸線で、奥深い入り江となっており、100mを超える大水深。自然浄化作用が高く、年間を通じて安定した水温です。
急峻な崖地形を有する漁港背後には国道が南北に延び、これを利用して養殖餌搬入 や水産物の出荷を行っています。
この漁港近くには牛根漁業協同組合があり、ぶりの養殖に取り組んでいます。昭和31年に始まったぶりの養殖は、今では鹿児島県ブランド「かごしまのさかな」に選ばれた「ぶり大将」です。県内外から海外にいたるまで販路を広げ、楽しんでもらっています。